不妊治療にお困りの際は、
ぜひJISARTの“認証クリニック”へ

不妊治療に「品質」という考え方を。

すべては1人でも多くの
“この国の未来”のために。
「JISART」は生殖補助医療における国内唯一の品質管理ネットワークです。

JISART(日本生殖補助医療標準化機関)は、不妊治療を専門とするクリニックによって結成された組織です。その活動の中核は、日本の生殖医療(不妊治療)の品質を守るために、国内トップクラスの実績を誇る不妊治療のクリニックが集い、厳しい実施規定に基づき相互に審査を行うことで、医療品質の優れたクリニックを認定することにあります。
生殖医療の特徴の1つとして、専門知識のない人々がその品質を見極めにくいことがあります。特に体外受精の分野は、肉眼では見えない「卵子や精子などの新しい生命のもと」を取り扱うがゆえに、個人がその医療品質を見極めにくい反面、とても繊細で熟練した高い技術が求められます。そういった経緯で、医療機関どうしで「治療の質的充実、安全性の確保、高い有効性」を磨きあうことを目的として、2003年にJISARTは誕生しました。
設立から20年を経て、現在では全国29施設が加盟する団体へと成長しました。加盟施設はいずれも世界有数の体外受精の実績を誇り、その成績はすべて公開されています。これからも私たちJISARTは、お子さんを願うすべてのカップルと、そこに生まれくる1人でも多くの「未来」のために、活動に邁進してまいります。

認定クリニック一覧

全国にある数百の体外受精実施医療機関のうち、2023年現在では、以下に挙げる29施設がJISARTの厳格な基準のもとで高い医療水準を認定されています。
これらのクリニックは、いずれもJISARTの厳しい審査基準をクリアし、世界的にも高いレベルで生殖医療を行っています。 不妊治療のクリニック選びにお困りの際は、ぜひお近くのJISART認定クリニックにご相談ください。

JISARTの認定クリニックとは

日本産科婦人科学会に「体外受精・胚移植」として登録されている617施設のうち、JISARTの認定クリニックは全国でわずか29施設しかありません。
未来のいのちのために、高い水準での品質管理のための厳しいルールをクリアした施設だけがJISARTの認定クリニックとなることができます。

実施規定の遵守

JISARTでは、生殖医療の分野において、高度な不妊治療の品質維持・向上のために、独自の規定を設けています。JISARTの加盟クリニックはそれを遵守することが義務付けられています。

3年ごとの立ち入り審査

医師・看護・ラボ・医療事務・心理・患者団体代表の6部門で構成された審査チームによる立ち入り審査を実施しています。医療従事者だけでなく、不妊治療の患者団体も審査に加わっています。

厳しい実施規定を遵守した認定施設として、
患者様に「安心」「安全」「満足」を実感していただけるよう、日々研鑚を積んでおります。

2020年 凍結融解胚移植 成績
(単一胚盤胞移植 移植あたり妊娠率・生産率)
(22,090件データ)

臨床成績公開

JISARTでは、認定クリニックが採卵を行おうとした全症例を対象に、JISART独自の調査項目について集計し、その成績を公開しています。
最新の成績スコアは表の通りです。
※ただし、これらの成績は条件等の違いから、JISART加盟外の医療機関等が公開している臨床成績と単純比較できない場合があります

精子または卵子の提供による
体外受精

JISARTでは、精子または卵子の提供による体外受精を実施しています。
これらは、詳細なインフォームドコンセントや3ヶ月間の熟慮期間、専門のカウンセリング、 当事者のヒアリングを含めた倫理委員会での審議・承認、誕生後のフォローアッププログラムなど JISARTが定める厳格なガイドラインに則った条件下でのみ実施されています。